キャストさんにはぁはぁしないの!(みんデキ感想②)
昨日に続き本日も【ブレイブウィッチーズ みんデキ】の内容を書こうかなと思っていましたが、詳細なプログラムの話などは他の方々にお任せするとして、印象に残ったことをば……
石田燿子さんむっちゃ歌上手いなぁとか、
キャストさんの指示でサイリウム振るやつは一体感あったなぁとか、
印象に残ったことは多々あります。
ただ本日は表題の件について。
突然ですが、
僕が一応名乗っているようなプロデューサーであるとか進行管理というような職種であるとかは人と多く接して、人から信頼を得なくてはいけないポジションであります。
そのためキャスト陣やクリエーター陣に対して、例え有名で好きな人がいたとしても”はぁはぁしてる感じ”、"あなたの大ファンです!という感じ"はあまりだしたらいけないなぁと思っています。
なぜなら、やはり仕事に強い私情を挟んでしまうと本分を忘れ、冷静な判断ができなくなってしまうということもありますし、相手から見れば遊び感覚だなぁとも見られてしまいまうからです。
さらに言えば僕みたいな男が、例えば女性声優さんにみだりに話しかけると、そのマネージャーさんたちなどが
「このおっさんうちの若いのに手ぇださんかな、傷物にされたらどないしよう」
と、不要な心配をかけてしまうこともあります。
この人何かトラブル起こすかもと思われてしまえば、あたりまえですが一緒に仕事をしたいとは思われませんよね…(汗
もちろん仲良くなったらダメということでもなければ、話しかけたらいけないというわけではないと思います。
ただ、自分が置かれている立場と相手との距離感をしっかりはからないうちから
「俺○○さんの大ファンです!」
と、突撃していっても、なんで素人が現場にいるんだ!と思われてしまいます。
(まぁ、実はこうやってアホキャラをわざと演じて賭けにでる人もいなくはないのですが、コミュ力の天才でないかぎりなかなか…w)
しかしある程度信頼関係ができた後なら、自分がファンであったことを打ち明けることが新たな会話の種となりえる可能性もあります。
先程の女性声優さん云々の例も、マネージャーさん含め周囲のひとたちから
「この人ならトラブルを起こさないやろ」
と、信頼を得ている人なら純粋に現場の雰囲気をよくするために話しかけるということもあります。
さてさて、
そんな感じの意識は持っていたのですが…
いたのですが………
ほんとごめんなさい。
イベントの最後、ステージ上からキャストさん一同が自分のサイン入りタオルを客席に向かって投げるというのがあったのですが……
いや、ほんと偉そうに語っといてごめんなさい……
石田燿子さんが投げたタオル、ガチで取りに行こうと全力で体が動いてしまいました……
ごめんなさいごめんなさいごめんなさい。
そして、伸ばした指先に宙を舞ったタオルの柔らかな感触が……
本当に取れそうでした。
ただ、かえってそんな非現実的な幸運が僕を現実に引き戻し、
普段の気構えを思い出させました。
だからもはや無意識に、気づいたときには伸ばした手がサッと引っ込められていました。
この間わずか1秒(←バトル漫画的な。あ、いや、なんでもないです…)
そのような感じで結果的には自制することができましたが、
実は石田燿子さん、業界に入る前からのファンでして…
いやー情けない!
でもやっぱりちょっと惜しかったようなと、女々しさを拭い去れず。
自制心、つけていきますorz